2022年11月にナッツrvのクレア5.3X 4WDを契約し、当初の予定していた納車は2023年12月予定の予定でしたが、嬉しいことに納期が短縮されて2023年9月に納車されました。【キャンピングカー】契約から10ヶ月、ナッツクレアついに納車!!
キャンピングカーに興味がある方や、すでに所有されている方からよく聞かれるのが「キャンピングカーの自動車税って高いの?」
結論は8ナンバー車のキャンピングカーは一般の乗用車とは課税区分が異なり、普通車よりも自動車税は優遇されています。
2019年10月1日以降に初回新規登録をした場合の自動車税一覧。
総排気量 | キャンピングカー | 自家用車 | 差額 |
~1,000cc | 20,000円 | 25,000円 | 5,000円 |
1,000cc~1,500cc | 24,400円 | 30,500円 | 6,100円 |
1,500cc~2,000cc | 28,800円 | 36,000円 | 7,200円 |
2,000cc~2,500cc | 34,800円 | 43,500円 | 8,700円 |
2,500cc~3,000cc | 40,000円 | 50,000円 | 10,000円 |
3,000cc~3,500cc | 45,600円 | 57,000円 | 11,400円 |
3,500cc~4,000cc | 52,400円 | 65,500円 | 13,100円 |
4,000cc~4,500cc | 60,400円 | 75,500円 | 15,100円 |
4,500cc~6,000cc | 69,600円 | 87,000円 | 17,400円 |
6,000cc~ | 88,000円 | 110,000円 | 22,000円 |
ナッツクレア5.3Xの自動車税は?
我が家のキャンピングカー「ナッツクレア」は2,800ccですので自動車税は40,000円。ちなみに我が家のリフターロングはディーゼルエンジン1,500ccなので30,500円、S15シルビアは2,000ccですが2019年以前に初回新規登録なので上記一覧とは異なり39,500円でさらに15%重課されて45,400円となります。
大切に13年以上乗っているシルビアが重課される理由はわかりませんが、シルビアで5,900円重課されて、カムロードで10,000円優遇されているので、合算してお得ということで良しとしておきましょう。ちなみに3台の自動車税合計は115,900円!
キャンピングカーの自動車税が優遇されている理由
商用車と同様に公共目的と扱われている
8ナンバーキャンピングカーは「社会的意義のある用途」とみなされて「ただのレジャー車両」ではなく、生活空間としての機能をもつ特殊車両という位置で優遇されているとのこと。
一般的に使用頻度が低いと想定されている
キャンピングカーは、日常の通勤や買い物で毎日乗るものではなく、使用頻度が限られている車両として考えられています。そのため、「道路への負担が少ない、道路をあまり傷めない=税負担も軽くてOK」という考え方が、制度の根底にあるとのこと。
所有者負担を軽くして、普及を促したいという国の意図
国や地方自治体としては、災害時の避難設備や地方移住・観光促進の観点から、キャンピングカーの普及を後押ししたいという狙いもあるとのこと。とくに最近では、
- 移動式の避難拠点
- 災害時の仮設住宅
- テレワーク用モバイルオフィス
など、多用途な「動くインフラ」としての価値も注目されています。こうした背景もあって、構造要件を満たしたキャンピングカーには、ある程度の税制優遇を与える形が取られているそうです。
8ナンバーは「特別扱い」
税金が安いのはうれしいことですが、それと引き換えに守らなければならないルールもあります。
- 構造要件(就寝設備、流し台、収納など)を満たしていないと登録不可
- 改造したり設備を外すと、8ナンバーのままではいられない
- 車検時に細かくチェックされる
つまり、税金だけのメリットを狙って安易に8ナンバーにするのはNG。あくまで「構造が8ナンバーにふさわしいかどうか」が判断基準になります。
つまり自動車税優遇の裏には「理由」があります
8ナンバーのキャンピングカーが自動車税で優遇されているのは、単なるレジャー目的の車ではなく、特殊な構造と用途を持つ車として、社会的にも有益な存在と認識されており、構造や使用方法には厳しい条件があります。責任あるオーナーシップが求められるということですね。
「税金が安いからラッキー」ではなく、制度の背景を理解して使うこと。それが、キャンピングカーオーナーとしての一歩上の心構えかもしれませんね。
ちなみにバイクの自動車税は?
区 分 | 排気量 | 金 額 |
原付一種 | 50cc以下 | 2,000円 |
原付二種 | 51~90cc | 2,000円 |
91~125cc | 2,400円 | |
軽二輪 | 126~250cc | 3,600円 |
小型二輪 | 251cc以上 | 6,000円 |
- 1,340ccのハヤブサは6,000円
- 250ccのスカイウェイブは3,600円
- 125ccのハンターカブ、クロスカブ、KLXは各2,400円
バイクは5台あわせても16,800円とリーズナブル?ですが、我が家の乗り物すべての自動車税合計額は132,700円(車3台・バイク5台)サブスクで考えると毎月約11,000円、断捨離が必要そうですね・・・。
自動車税の優遇よりもキャンピングカーそのものに魅力いっぱい
キャンピングカーもスポーツカーもバイクも非日常を楽しむ道具。特にキャンピングカーは予約なしでふらっと出かけられるし、混雑を避けて空いている時間に移動できます。観光地に行って温泉に入って地元グルメを食べて、そのまま寝られるって最高の道具だと思います。
最近は子供の卒業や入学が重なりなかなか出かけることが出来ていませんでしたが、これからは旅行だけでなく週末のデイユースや自宅の書斎スペースとしても活用していこうと思います。
自動車税が優遇されるからという理由でキャンピングカーを購入する方は少ないと思いますが、普通車では味わえないかけがえのない「空間」が手に入ります。
キャブコンは普段遣い出来ないデメリットもありますが、慣れてくると買い物など日常使いも問題なく出来ます。我が家は通勤では使ったことがありませんが、そのうちキャンピングカーで会社にも行ってみたいと思います。

レジャー要素が強すぎるので、未だにクレアで会社に行ったことがありません。通勤だけみるとバンコンに軍配が上がりますね。
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