キャンピングカー「ナッツクレア5.3X」が2023年9月に納車されました。
【キャンピングカー】契約から10ヶ月、ナッツクレアついに納車!!
昨年9月に納車されましたので今回(現在2024年8月)が初めての夏。
ナッツクレアのベース車両カムロードはエンジンルームが運転席・助手席下にありますので冬の間は床暖房のようで温かいのですが、夏の運転席はクーラーを付けながら床暖房もマックスに稼働させている状態。
上半身をエアコンで冷やして足元を床暖房で温めている状態なので健康面では問題ないのかも・・・。と思いましたが、冷房効率が悪いのとエンジン音やロードノイズも入って来ますので、デッドニングと断熱作業を実施しました。
デッドニングと断熱作業の目的
- 温度調整: 運転中の夏の暑さや、停車中の冬の寒さを軽減。
- 騒音対策: エンジンルームやタイヤハウスからの騒音を減少。
- 燃費向上: エアコンの効率を良くして、少しでも燃費を改善。
使用した材料と工具
断熱防音作業で使用した材料と工具は下記の通りです。
断熱シート
安くて大量(10m)にあるので気兼ねなく使えるのと、厚みが5ミリなのでハサミで簡単に裁断できるので作業性が良くおすすめの断熱材です。
防音制振材
こちらも大量(5m以上)にあり永遠になくならないのでは?と思ってしまいます。厚みが2ミリなのでハサミでも切れますが、ローリングカッターがあったほうが作業性は良くなります。
必要な工具
- プラスドライバー
- ハサミ
- 圧着用ヘラ
- ソケットレンチ(12ミリ・14ミリ)
以上の工具があれば作業出来ます。防音制振材の圧着には圧着用ローラーがあれば広い範囲を施工するには便利ですが、エンジンルーム周辺は狭い場所が多いので圧着用ヘラの方が作業性は良かったです。
作業手順
内装やシートの取り外し
エンジンカバーのフード下側の断熱カバーを12ミリソケットレンチで外します。断熱カバーを外すと繋がっている助手席、センターシートの座面部分が14ミリソケットレンチで外せます。
この状態でも断熱作業は出来るのですが、助手席の背もたれ部分も外しておいたほうがエンジンカバーが大きく開くことが出来るので背もたれ部分も外しました。センターシートの背もたれ部分は作業性に関係しないので外さず、そのまま作業しました。
座面を外すとエンジンカバーのフード上側の断熱カバーを外します。助手席足元の断熱マットも外していきます。断熱カバーも断熱マットもボタンでとまっているだけななのでパチパチと外していきます。
もちろん運転席側も外していきます。運転席シートは一体式で座面下4箇所でボルト止めされているだけなので14ミリソケットレンチで外していきます。断熱マットもボタンでとまっているだけなのでパチパチと外していきます。
防音制振材と断熱シートの取付
パーツクリーナーでしっかりと脱脂し、防音制振材と断熱シートを取り付けていきます。防音制振材はしっかりと密着させることが大切です。その上から断熱シートを貼っていきますが、純正の断熱カバーを装着しますのでカバー装着用のネジ部分を避けてシートを貼り付けていきます。
その他の場所も同じように作業していきますが、写真を撮るのを忘れて夢中になって作業してしまい写真少なめです。ネジ穴やボタンの場所を避けて防音制振材と断熱シートを貼るだけなので作業自体は簡単ですが、真夏にしましたので汗だくになりました。
デッドニングと断熱作業の効果
エンジンルームからの熱はもちろん、足元にも施工することでアスファルトから伝わる熱も軽減されます。感覚的には施工前は「触ると熱い」が施工後は「触ると温かい」に変化しました。夏はエンジンからの熱気を軽減し、冬は車中泊時の床下からの冷気が軽減されると思います。
音に関しましてもエンジンルームからのエンジン音やロードノイズが軽減されて、車内の会話がしやすくなります。作業難易度は決して高くないのに効果はそれなりに分かりますのでオススメの作業となります。プラスアルファのメリットとしては足元がフカフカになるのと、足元の高さが出て座った時の足付き性が良くなります。
作業自体はペタペタ貼っていくだけなので簡単なのに効果が分かりますのでオススメしますが、熱中症の危険性もありますので真夏に作業しないほうが良いと思いました。
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